「ワクワク感」のある投資信託(鎌倉投信)で長期投資

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◆「ワクワク感」のある投資信託(鎌倉投信)

前に長期投資の考え方を書いたときに、「インデックス運用が基本」と書きました。でも、インデックス運用では「ワクワク感」がないので、下落相場に不安感を覚え手放してしまった経験をお持ちの方も私を含め、多くの方がいると思います。

「ワクワク感を持ち続けられる投資信託ってないかな~。」って探していたら「R&Iファンド大賞2013」の賞をとった「鎌倉投信」の「結い2101」という投資信託に行き当たりました。

「鎌倉投信」の「結い2101」は応援したくなるような会社に投資

「結い2101」には<結い2101への思い>の中で、

「次なる世紀2101年に向けて、人と人、世代と世代を“結ぶ”豊かな社会を、皆さまと共に創造したいという思いが込められています。」

と書かれています。また、

「結い2101には、これからの社会にほんとうに必要とされる会社、皆さまがファンとなって応援したくなるような会社に投資する投資信託です。」

とも書かれています。

「結い2101」の投資対象会社には「小林製薬」、「亀田製菓」、「ヤマトホールディングス」など誰でも知っている会社に交じって,「この会社は何をしてる会社かな?」っていうようなだれも知らないような会社も含まれています。

「トビムシ」って会社、知ってます?

例えば「トビムシ」という会社が組み込まれています。「トビムシ」は、岡山県西粟倉村の地域活性化と飛騨高山などで林業再生を担う会社です。100年の森を増やし続ける会社です。

こんな会社、ほとんどの人は知りませんよね~。みんなが知らない会社の株なんて大した値動きがあるわけでもないし、会社の経営が抜群び良いわけでもないし、投資実施時は赤字経営の会社でしたので、普通の投資信託には組み込まれません。

「トビムシ」は100年後の日本のあり方を提案する会社であり、そんな会社を組み入れた「結い2101」は、100年後の日本を背負う会社を応援するとの願いを込めた投資信託であり、「鎌倉投信」の真骨頂と言えます。

「鎌倉投信」の投資家は経営者の気持ちで投資信託を購入

「鎌倉投信」は、投資家向けに投資対象会社への会社見学会を開催しています。この見学会に参加するとその会社の事がよく分かり、一般的な投資信託を購入するのとは違い、自分がその会社の一経営者になったような気になることで思い入れが格段にアップし、「鎌倉投信信者」とも言われる投資家も現れています。これが「ワクワク感」のある投資信託たる所以です。

「鎌倉投信」は未来に希望が持てる会社に投資

だから「鎌倉投信」の組入れ銘柄を見ると「今後どんなことをするのか?」とか「この会社が成長して行けば、今までと全く違った社会になるだろうな~!」とか、ものすごく「ワクワク感」のある会社が多く含まれています。

一般的な投資信託ではファンドマネージャーが会社訪問して投資対象銘柄を決めますが、投資家が投資対象会社を訪問することはまずありませんよね。また、投資信託の投資家は、会社の選択の時間をファンドマネージャーに一任しているともいえるので、個別会社にあまり思い入れはないのではないでしょうか。

でも運用成績が悪かったら、基本的に利益を追求する一般的な投資信託は、買い手がつきませんよね。「結い2101」の2014年度第6期の運用成績は、第6期首14,561円が第6期末16,821円と15.5%の騰落率となっており、順調に推移しているのが見て取れます。1期平均10%以上の運用成績を上げています。

しかしながら、直近の6年間って「アベノミクス」で株は大幅に上昇したから、ちょっと物足りない成績にみえますよね。実際、「ひふみ投信」なんかに比べ、パフォーマンスは良くないです。この点、短期投資家の中には「人の金を集めておきながら、きれいごとで運用されて、成績が悪かったら詐欺だ!」なんて意見もありますが、少なくとも10年後、20年後を見据えて応援出来る会社を選んで運用しているので、「鎌倉投信」を応援している投資家には、的外れな意見のように思えます。

「鎌倉投信」は上昇、下落とも値動きが穏やか

「結い2101」の値動きの特徴は、「他の投資信託に比べ、上昇時、下落時とも値動きは緩やか。」が特徴で、悪く言えば上昇時にあまりパフォーマンスが良くなく、良く言えば相場環境に左右されにくい投信といえます。ある意味、「結い2101」の真骨頂とも言えるのではないでしょうか。

本来の「長期投資」は「心の満足感」を持ち続けられるような投資

「結い2101」の「ワクワク感(鎌倉投信では「心の満足度」と言っています。)」は、

東日本大震災が起こった時、株は軒並み売られましたが、それでも「買おう」と思えるのは、その投資先を「信頼している」から、「私たちが支えよう」と思えるかが、カギです。

と「投資はきれいごとで成功する」(鎌倉投信㈱ 新井和宏著)書かれています。

本当に投資先を「信頼」できることが、長期投資を行う上で「面白みのない」インデックス投資でなく、「ワクワク感」、「心の満足感」を持ち続けられるような投資が、本来の投資を意味することになるのではないでしょうか?

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