個別株で何を長期投資するか?第二弾(ウーバー・テクノロジーズ)

ライザップゴルフ

個別株で長期投資する第二弾はウーバー・テクノロジーズ!

2016年6月3日の日経新聞に「配車サービスのウーバーがサウジ政府系ファンドから3,800億円の資金を調達。」との記事が掲載されていました。

なぜ中東のサウジ政府系ファンドがウーバーに巨費を投資するかというと、単に成長企業だから投資するだけではないようです。

記事の中には、中東では宗教慣習上、女性は車の運転が禁じられているそうです。そのため社会進出した女性に配車サービスの需要が高く、サウジではウーバー利用の8割が女性だそうです。

だからサウジの投資は単なる成長産業への投資だけの理由でなく、生活に密着して需要が見込めるため、最も確実な成長産業しての位置づけから巨額投資を行うことで自国の発展、成長が見込めるとの思惑が働いていると言えます。

欧州や日本では既存タクシー業者の反対が強い!

ただ、同日の日経新聞に「欧州では既存タクシー業者の反対で規制強化の動きがある。」と報じられています。

日本でも消費税再延期で成長戦略は不可避であるにもかかわらず、既得権者の反対で規制緩和が進まないのが現状です。

既得権者の反発が強いものほど成長度合いが高い!

だけど反対が大きいものには、逆にその物やサービスを「欲しい!」、「利用したい!」という今までの価値観をガラっと変えてしまう根強い需要が存在します。

言わば反対が大きいものほど大きな発展、成長が見込め、10年、20年先には当たり前の物やサービスになっているとも言えます。

ちょっと意味合いが違う例ではありますが、初期の「ビートルズ」は、「不良の音楽」などと言われていましたが、60年近くたった今では「レット・イット・ビー」が音楽の教科書にも掲載され、「モーツアルト」、「ベートーベン」と同格に扱われているのを見ると、「既得権者からの反発が強いものほど成長度合いが高い。」とも言えると思います。

 

「ウーバー・テクノロジーズ」はアメリカでもまだ上場していないので、今すぐ購入することはできませんが、アメリカで上場されたら要チェック銘柄の一番手です。

上場が楽しみですね~!!

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