長期投資心理(60代の中日ファンが甲子園で「阪神‐中日」戦を観戦した場合の心理と長期投資心理の関連性)

ライザップゴルフ

大半が阪神ファンの中で「中日ドラゴンズ」を応援する心理(特に負け試合)と長期投資の相場下落時の心理は、自分の中の何を根拠に心理的な折り合いを付けるかが共通点!

去る7月30日(土)に中日ファンである私は、知り合いの誘いもあり、阪神甲子園球場に「阪神‐中日」戦を観戦しました。

結果は、福留のサイクルヒットのおまけつきで8-2で阪神の圧勝。中日ファンの私としては、情けない限りでした。

試合経過を簡単に振り返ると、2回裏、福留の「サイクルヒット」の口火となる右翼スタンドへのソロホームランで1点、結局、5-1で迎えた6回裏に福留のサイクルヒット達成となるレフトオーバーの走者一掃となる2塁打で3点が追加され、結局8-2で阪神の圧勝のゲームとなってしまいました。

 投手吉見のバッターに対する不必要な警戒心と投資心理の共通点

福留のソロホームランで1-0から次の3回裏、2アウト2塁、バッター新井の場面、吉見は新井を警戒して四球を出して次打者の北條にライト前のタイムリーヒットを打たれてしまいました。

この場面、吉見は一発もある新井を警戒しすぎて四球を出してしまっています。

新井はこの日もこの四球以外の打席はノーヒットで3打席ヒット無し。打率は1割台に低迷。

吉見にとっては、例え打率が1割台でも新井は対戦したことがあり、色々情報もありますが、次打者の「北條ってだれ?」って感じだったんでしょうね~!

だから、新井と北條を両天秤に掛けた結果の四球であり追加点であったと思われます。

「昔の名前」に惑わされると、業績やパフォーマンスの正当な評価ができなくなる!

じゃあ、なぜこの場面の吉見の心理が投資心理とどう関係してくるかと言うと、「昔の名前で出ています効果」です。

阪神の新井は、現広島の新井の弟で兄が阪神にいた頃は、連日スポーツ新聞に取り上げられたほど活躍した時期がありました。

この新井と同様、以前に高騰して注目を浴びた銘柄で美味しい思いをした場合、その銘柄の好調時の印象ばかりに目がいってしまい、現状のその銘柄の業績やパフォーマンスの正当な評価が出来なくなってしまうことがあります。

この教訓は、投資銘柄選び(投資信託選び)には、十分、心に刻んでおく必要があると言えます。

 長期投資心理は、結果に「言い訳」せず、勝手な「思惑」で動かず、最終的には、「自分の選択を信じる」こと!

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さて、こちらが本題ですが、タイトル通り甲子園の「中日ファン」の心理と下げ相場の心理とどう共通点があるかまとめますと、下記のようなことが言えます。

なお、ひいきチームは負けても応援し続けるのと同様、長期投資の基本は「バイ&ホールド」が前提となりますので、短期投資には悪しからず。

  • 負け試合での周りの喧騒(阪神ファンのおお喜び)をじっと耐えなければならない。
  • 「この場面で一発でれば、逆転の可能性がある」と思ってしまう。
  • 細かい局面での「言い訳」が多くなる。

それぞれ解説すると、

負け試合での周りの喧騒(阪神ファンのおお喜び)をじっと耐えなければならない。

勝った試合であれば、いくら阪神ファンの数が多かろうが、「汚いヤジ」が飛ぼうが、気持ちは、イケイケで晴れやかですが、負け試合になると「阪神ファン」の大喜びする姿を横目にひたすら耐えることになります。自分が好きになったチームなのでしかたないですよね~!

長期投資の基本は「バイ&ホールド」が基本的なスタンスであるので、いくら地合いが悪くても自分の持っている銘柄なり投資信託なりを持ち続けなければなりません。

「地合いが悪い」だけで、その銘柄(企業)の業績には一切、関係のないこともあります。自分が業績、成長性を見込んで選んだものなので、不祥事などで業績が落ち込んだ時以外は、自分の選択を信じるべきです。

今年は、毎年最下位の広島が突っ走ってますけど、まさに「バイ&ホールド」であれば「いつかは、夢が叶う!」の典型です。

 「この場面で一発でれば、逆転または逆転の可能性がある」と思ってしまう。

7回表二死満塁、バッタービシエドの場面、まさに「ここで一発出ていたら逆転の可能性」が出てきたわけです。結果は「三振」で試合の行方が決まってしまいました。

投資の場面でも、「こうなったら」「こうなれば」と思惑で相場が乱高下する場面がよく見られます。

英国の「EU離脱」などはこの思惑の典型で、朝方の「残留派」優勢の報道で為替(ドル円)は、106円を付けていました。

ところが離脱が決定的となると一時100円を割り込むまでに円高ドル安が進んでしまいました。

結果は「残留」すると思って投資した投資家にとっては、大きな損失をこうむることとなり、残念な結果となった典型的な例です。

この様な場面では、「ヘッジ」や「様子見」も必要であると言えます。

 細かい局面での「言い訳」が多くなる。

試合後、福留の「サイクルヒット」が中日時代と合わせて2回目であること、史上64人目であることなど話題になっていました。

だけど、福留のサイクルヒット達成(2塁打)の場面は、「中日のレフトの工藤が目測を誤り結果的に2塁打になったようなもの」と、中日ファンとしては思ってしまう。

本来、長期投資の場合は、個別銘柄であっても投資信託であっても、購入時に綿密に業績や成長性を調べて購入するはずですが、中には購入前の調査をしっかり行わず購入して保有している銘柄も実際には、誰でも一つや二つはあると思います。

私も2000年に当時のトレンドであったデジタル関連の投資信託に、よく調べもしないで飛びつきました。その投信の名前は「デジタル情報通信革命(愛称0101)」です。

そう言う銘柄に限って、急落局面でも「自分が今の時勢を充分に判断した銘柄だから大丈夫」と「言い訳」して損切の判断を遅らせてしまう。

今思うと、「テーマ型」の投資信託は、流行りすたりが激しく、一番、長期投資に向かない投資信託であったと反省しきりです。

この投資信託は、売り出し当初、基準価格15,000円超え、純資産総額340兆円を超えるなど超人気の投資信託でしたが、ITバブルが崩壊して1年余りで5000円台に急落してからは、今も5000円台で低迷したままで、浮上の気配はまるで見当たりません。

長期投資心理(判断)をまとめ

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  • 長期投資においては、下げ相場でも「右肩上がり」を信じることが大前提!
  • 長期投資においては、「たら、れば」で一方向に肩入れし過ぎない!
  • 長期投資においては、購入時の充分な調査と適格な情勢の判断が不可欠!

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