長期投資は退場したらダメ!

ライザップゴルフ

長期投資をしていると上昇相場で順調な時ばかりでなく、景気後退による下相場の場合もあります。

だけど一番気を付けなければならないのは、

  • リーマンショックなどのバブル崩壊
  • 東日本大震災などのその国の経済に大打撃を与えるような天災
  • アメリカ同時多発テロ

など、経済発展には大幅な逆風となるような出来事が発生した場合にどう対処するかが長期投資の一番むつかしいところでしょう。

実際、私の投資人生においてもリーマンショック、阪神淡路大震災、東日本大震災の時は、ただただ相場の下落を眺めているだけで何もできませんでした。

誰とは言いませんが普段強気な著名なアナリスの沈んだ解説は今でも忘れられません。

これからも経済に大打撃を与える出来事の発生は充分に予想されます。

日本の太平洋沿岸全域の南海トラフ地震発生確率が今後30年の間に70%の確率で発生すると言われています。

天災の発生は突然です。今現状では誰も予測することは出来ません。

日本で大地震が発生したら日本株の大幅下落、国内での資金需要が増えることでの海外からの資金引き上げによる急激な円高が予想されます。

この時、FXでドル円を買い持ちしていたら、普通、即、ロスカットで退場ですよね。また、株なども含み損を抱えることになります。

どうしたら長期投資の相場からの退場を回避できるか?

じゃその時「どうしたら長期投資での相場からの退場を回避できるのか?」を考えましょう。

結論は大災害が発生した「その時に考えても対応出来ない!」です。

おそらく実際はプロでも損失覚悟で持ち高を減らすことしか出来ないんじゃないですか。

プロが対応出来ないなら個人が対応出来なくても当たり前です。

だから事前に相場が下落した時を想定しておくしか方法は無いです。

「そんな事、分かっているわい!」と怒られそうですが、実際はこれしか方法は無いです。

株であれば「下落時に買増すだけの資金を確保しておく。」FXなどの売りからも取引できる商品であれば「売り持ちしておく。」ことです。

決算のない個人投資家であるが故にこうしたことが可能になります。FXなどは「売り持ち」しておかなければ、「即、退場~!」です。

なぜならFXなどは大幅下落時には希望価格で取引出来ないことが起こります。指値100円で売りたくても95円も90円もあり得ます。(暴落時は膨大な売りに押され価格が決まらないスリップが発生。)

だから、例えばFXでドル円、110円で買いポジション1万があれば1万の売りポジションを持っておけばスワップ分だけの損失で済みますよね。

「いつ起こるか分からない大災害に備えて永遠にスワップ分を払い続けるのは嫌!」なら相場からの退場も覚悟しておく必要があります。

相場から退場しなければ買増しも相場が持ち直した時に買い持ちと売り持ちで相殺することも可能で、相場に居続けられます。

「ドル・コスト平均法」は下落時に威力を発揮

こういう時に買増すだけの資金があれば相場に居続けられます。こういう相場が下がった時に多く買うことができる「ドル・コスト平均法」の本領が発揮される時でもあると思います。

ドルコスト平均法

<長期投資の退場回避法>

  • 相場下落時に買増すだけの資金を確保しておく。
  • FXなどは売り持ちで下落リスクを回避しておく。

 

スポンサードリンク