FXで長期投資しようと思うと、大暴落にどう対応するかが問題!

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FXで長期投資はできないのか?

私が今までFXにかかわってきて、「FXでは長期の資産運用はできないのか?」とずっと自問自答してきました。(今も続いているが・・・・)

FXで資産運用をしようと思うと、真っ先に考えなければならないことが、「強制ロスカット」にどう対応するかに尽きると思います。

「強制ロスカット」されてしまうと、その後、損失のダメージから多くの参加者がFXから離れてしまい、結局のところ相場に負けておしまいになってしまうことになります。

だからどんな状況になろうと、「強制ロスカット」だけ避けられればその後の対応も可能となります。制ロスカット」されないことで、初めてFXを長期の資産運用のツールとして考えることができると思います。

FXはどうしても損切しないといけないのか?

一般にFX(外国為替証拠金取引)は、レバレッジをかけて少ない資金で大きな利益を追求することがFX参加者の目的であることは紛れもない事実ですよね。

旧民主党の野田政権から自民党安倍政権に代わってからアベノミクスによる円安への方向転換により大儲けした方も多いと思います。

しかしながら、2015年8月の中国ショックから世界情勢不安からFRBの利上げにもかかわらず、6月24日の「ブリグジット(英国のEU離脱)」を経て、大幅に円高方向に振れ2015年8月に付けた1ドル、125円から2016年6月27日現在101、102円近辺と20円以上の大幅な円高に見舞われ、強制ロスカットに引っ掛かり大きな損失を被った人も多く見受けられます。

常識的には「ロスカット」の設定が不可欠!

こうなると今後、FXを続けようにも資金が枯渇して、退場せざるをえなくなってしまう。

このような状況はなんとしても避けなければならず、常識的にはロスカットを設定しておくことを常に心がけるべきでしょう。

今回の「ブレグジット(英国EU離脱)」を除き、過去の出来事は突然で予測不可能!

今回の「ブレグジット(英国EU離脱)」は、国民投票日が6月23日に決まっていて、EUを「離脱するか?」「残留するか?」の二者択一であったので、たとえ投票終了直後の残留報道があったにせよ、「離脱」による「円の全面高」には充分備えることは可能でした。

私自身は、多少の含み損の増加に見舞われましたが、「充分な資金確保」と「ヘッジのショートポジションを持つ」ことでの円高ヘッジのおかげで、今後の展開に対応するだけの充分な余裕資金を確保しておくことができました。

FXで「強制ロスカット」されない方法はあるのか?

FXで「強制ロスカット」されない方法は、相場が荒れた時(特にドル円、クロス円の場合の円高になった時の対応)が一番、重要になってきます。

過去の例でも9.11アメリカ同時多発テロ、阪神淡路大震災、ITバブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災などの時に急激に(しかも大幅に)円高が進んでしまい、独自のロスカット設定も一気の円高でスリップしてしまい役に立たず、資金を減らした人がいたことでしょう。

大惨事などの突然の出来事は、予測不可能!

9.11アメリカ同時テロ、阪神淡路大震災、東日本大震災などの突然の出来事は、だれも予測できるものではありません。

ならば、そのような状況は受け入れざるをえないのではないか?ただ、この場合(ドル円、クロス円は円高に振れることが多い)でも、「強制ロスカット」されて、市場から強制的に追放されないようにしなければなりません。

なぜなら市場から降ろされてしまうと、資金もなく突発的な相場変動後に対応するだけの資金の確保が難しくなってしまう。(ただ、「強制ロスカット」されても市場外に資金が確保されておればオッケーだが・・・。)

だから、私の場合、ある程度の含み損を見越してショートポジションを持って円高ヘッジをしておくこと、突発的な大幅な市場変動から追放されない唯一の方法と考えます。

 ◆FXで長期の資産運用をしようと思ったら、「地震、テロなどの予測不能な不可抗力の出来事に対して、含み損を容認して事前にヘッジしておく。」ことが最も重要だということを充分に認識しておかなければなりません。

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