60代になって久しぶりに行った北海道旅行で感じた、長期的な先行投資の大切さ!(JR北海道再生のヒント!)

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北海道って観光資源満載!

9月の連休に久しぶりに北海道旅行を楽しんできた。

今回は函館を中心とした道南を周遊してきました。

その時に感じた事は、北海道って観光資源が満載だってことです。

函館だけでも、「函館山の夜景」、「五稜郭」、「旧函館区公会堂と周辺の和洋折衷建築」、「金森赤レンガ倉庫」。

それにもまして、食べ物も「塩ラーメン」「函館駅前朝市の生鮮魚介類」など、うまいものがより取り見取りです。

北海道は、観光都市、観光地、グルメの宝庫!

観光都市だって、函館以外にも「札幌」から「小樽」、「旭川」、「稚内」、「網走」、「釧路」などなど道北から道東まで広がっていますよね。

観光地だって、「旭川の旭山動物園」、「小樽運河」、「札幌市時計台」、「美瑛(白金)青い池」、「色彩の丘」、「ニッカウヰスキー余市蒸留所」、「知床五湖」まだまだ数え切れないほど、観光地が全道に点在しています。

食べ物だって、ラーメンだけでも「函館の塩ラーメン」、「札幌の味噌ラーメン」、「旭川の醤油ラーメン」と地域の特色がはっきり出ています。

他にも「夕張メロン」、「毛ガニ」、「ウニ・いくら」、「タラバガニ」など、考えただけで「よだれ」が出てきます。

こんな魅力的な北海道全体を周遊しようと思ったら、ゆうに1ヶ月ぐらいは必要です。

また、旅行に行かなくても、百貨店の地域物産展で一番人気は、ダントツで「北海道物産展」です。

JR北海道は、なぜ赤字体質が解消出来ないのか?

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で、思ったのが「こんな観光資源満載の北海道のJR北海道が赤字に苦しんでいるのか?」ってことです。

今やJRの各社の中でお荷物会社のナンバーワンです。

モチベーションの低下による保線不備が原因の列車脱線事故の常態化。赤字路線の拡大。など、もう会社として経営を継続して行くことが出来ないところまで来ているような状態でしょう。

外から見ていると、目の前のことを処理するだけで精一杯で、経営視点なんて全然無いように見えてしまいます。

JR北海道の特急列車って、「どうしても乗りたい!!」って思いますか?思いませんよね~!

JR北海道の特急列車って、あんまりかっこよくないです。ただ、「人を移動させる道具」でしかないみたいです

だから、「どんどん列車に乗らないで車で移動してしまううんだな~!」って思ってしまいました。

だって、「高校生一人の通学のために朝と夕方に列車が止まる駅がある。」って聞いたことがあります。

こうなると、もう公共機関じゃないですよ!

まさに、JR北海道の路線には、牛山孝信氏の「秘境駅へ行こう」に掲載された秘境駅の宝庫です。

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その「秘境駅」だって廃線でどんどん無くなって行ってしまっています。「秘境駅」も考え方によっては、十分、観光資源になると思いますけど・・・。

JR北海道は、「人を移動させる道具」から「経験するための列車」に衣替えが不可欠!

それより、JR北海道こそもっと早くにJR九州の考え方を取り入れて「ななつ星」みたいな豪華列車を走らせるべきだったと、北海道を旅行していて思いました。

色々、行政上の問題点もあるでしょうが、今からでも遅くないからJR九州を見習って「人を移動させる道具」から「人が乗りたくなるような列車」を開発して欲しいと思います。(そんな動きをしている自治体もあるようです。)

北海道版の豪華列車「ななつ星」のルートなんて、どれだけのルートが考えられるか?

「北海道一周コース」、「道南コース」、「道東コース」、「道北コース」など、JR九州の比じゃないくらい多くのルートが考えられると思います。

今までデメリットと思われていた、広い範囲に観光資源が分散しているデメリットをメリットに変えられるのは、北海道だから出来ると思いますが、皆さんはどう思います?

もっと言えば、北海道の各港を回る「北海道周遊豪華客船」と「北海道周遊豪華列車」とのコラボなんかも考えられると思います。

「JR北海道こそ、「移動手段のための列車」から「何かを経験するための列車」に衣替えすることでのみ、蘇ることができるのかな?」って思った北海道旅行でした。

また、「目の前の出来事に一喜一憂するだけでなく、もっと長期的な展望に立った先行投資の大切さも実感しましたし、投資の考え方にも十分に応用出来るかな?」って思いました。

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